研究課題/領域番号 |
19K10481
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
藤村 裕子 富山大学, 地域連携推進機構, コーディネーター (10839236)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 無料出前健康講座 / 健康経営 / 未病予防 / 中小企業 / ヘルスプロモーション / 介入研究 / 大規模研究 |
研究実績の概要 |
中小企業対象の「健康経営と無料出前健康講座」に関する介入研究の実施群(約1,000名)について、同意書及び質問票の記入と、経営者に対する「健康経営」のアドバイス及び従業員に対する「無料出前健康講座」を2020年5月に開始の予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響により、出前講座を秋以降に延期することにした。その為、2020年4月の下旬から、同意書・質問票・出前講座のスライドの資料にCOVID-19の感染予防対策の内容を追加し、対象者全員に配布を行った。隔月の医療・健康情報の印刷物の配布は、2020年7月より開始する。 対照群(約1,000名)については、本来、今年度は、同意書及び質問票のみの記入を依頼の予定であった。しかし、健康講座の内容が、COVID-19の感染予防に役立つ内容も多い為、急遽、実施群と同じように、同意書・質問票・出前講座のスライドの資料にCOVID-19の感染予防対策の内容を追加し、対象者全員に配布を行った。フォローアップの無料出前健康講座と、隔月の医療・健康情報の印刷物の配布は、予定通り、2021年度の第2回質問票の記入後に行う。 無料出前健康講座の講師に対する研修会は、第1回目(3月)を行った。尚、令和2年度ではあるが、第2回目(4月)と、秋以降に出前講座開催の直前に、第3回目の研修会を行う。 出前健康講座の秋以降の実施については、感染拡大の状況を考慮して決定する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2020年5月時点で、介入研究の準備は予定通り進んでいるが、新型コロナウイルス感染症の影響により、無料出前健康座の開催が不透明になってきているため、スライドの資料の配布による自己学習と質問票の記入を先に行い、進め方を柔軟に変更して対処している。 介入研究の実施群(約1,000名)について、同意書及び質問票の記入と、経営者に対する「健康経営」のアドバイス及び従業員に対する「無料出前健康講座」を2020年5月に開始の予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響により、出前講座を秋以降に延期することにした。その為、2020年4月の下旬から、同意書・質問票・出前講座のスライドの資料にCOVID-19の感染予防対策の内容を追加し、対象者全員に配布を行った。隔月の医療・健康情報の印刷物の配布は、2020年7月より開始する。 対照群(約1,000名)については、本来、今年度は、同意書及び質問票のみの記入を依頼の予定であった。しかし、健康講座の内容が、COVID-19の感染予防に役立つ内容も多い為、急遽、実施群と同じように、同意書・質問票・出前講座のスライドの資料にCOVID-19の感染予防対策の内容を追加し、対象者全員に配布を行った。フォローアップの無料出前健康講座と、隔月の医療・健康情報の印刷物の配布は、予定通り、2021年度の第2回質問票の記入後に行う。 無料出前健康講座の講師に対する研修会は、第1回目(3月)を行った。尚、令和2年度ではあるが、第2回目(4月)と、秋以降に出前講座開催の直前に、第3回目の研修会を行う。 出前健康講座の秋以降の実施については、感染拡大の状況を考慮して決定する。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症の影響により、出前健康座の開催が予定の期間内に実施が不可能になった場合、実施時期を2021年度または2022年度まで延長することを検討する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
2019年度は、出前健康講座の準備の為に使用したが、実施年度である2020年度に、消耗品や人件費に多くの費用が掛かる為、計画的に繰越を行った。
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