研究課題/領域番号 |
19K10481
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
藤村 裕子 富山大学, 地域連携推進機構, コーディネーター (10839236)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 中小企業 / 出前健康教育講座 / 介入研究 / ヘルスリテラシー / 職域 / Web健康講座 |
研究実績の概要 |
介入研究については、コロナ禍での実施で、参加企業に負担をかけることになったが、そのような状況下でも協力いただき、グループ1(介入群)とグループ2(対照群)の第1回調査の記入と提出が終了した。コロナ禍の対応として、グループ1とグループ2のすべての参加者に、「コロナへの対応方法」を配布し、「コロナ禍での運動不足解消方法(にじいろ体操)」をYouTubeで一般公開し、運動不足解消のストレッチを紹介した。さらに、地域の一般の住民・大学の学生等にも案内し、コロナ禍の対策を行った。 出前健康講座については、コロナ禍の影響により、4~9月実施予定であった講座の実施を一旦延期した。その後、企業からの要望もあり、Webでの健康教育を行うことになり、YouTubeで8つの健康教育講座を準備した。企業に、Web出前健康講座と、来春のコロナ禍の影響が少ない時期に対面で実施する出前健康講座の何れかでの実施を、選択してもらった。グループ1に参加の企業の従業員は、何れかの方法での受講が、ほぼ終了した。 出前講座の講師については、リタイヤ後の専門知識を持つ保健師を中心に、研修を重ね実施の準備を行ってきたが、コロナ禍の影響により、実施の延期や予定の不確実性が高まったため、対面の出前健康講座は、プロジェクトの責任者(藤村)が、実施した。 健康経営と経営者の健康管理のアドバイスについては、グループ1に参加の企業の経営者と人事労務担当者に行い、ほぼ終了した。 講座予約システムについては、企業間のスケジュール調整に活用し、スムーズにスケジュール調整を行うことができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
介入研究については、グループ1(介入群)とグループ2(対照群)の第1回調査の記入と提出が終了した。 出前健康講座については、コロナ禍の影響により、4~9月実施予定であった講座の実施を一旦延期した。その後、企業からの要望もあり、Webでの健康教育を行うことになり、YouTubeで8つの健康教育講座を準備した。企業に、Web出前健康講座と、来春のコロナ禍の影響が少ない時期に対面で実施する出前健康講座の何れかでの実施を、選択してもらった。グループ1に参加の企業の従業員は、何れかの方法での受講が、ほぼ終了した。 出前講座の講師については、リタイヤ後の専門知識を持つ保健師を中心に、研修を重ね実施の準備を行ってきたが、コロナ禍の影響により、実施の延期や予定の不確実性が高まったため、対面の出前健康講座は、プロジェクトの責任者(藤村)が、実施した。 健康経営と経営者の健康管理のアドバイスについては、グループ1に参加の企業の経営者と人事労務担当者に行い、ほぼ終了した。 講座予約システムについては、企業間のスケジュール調整に活用し、スムーズにスケジュール調整を行うことができた。
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今後の研究の推進方策 |
コロナ禍の影響で、予定外の対応を行ってきたが、スケジュール的には、予定通りに実施する予定である。9月以降に、企業の健康診断の結果が手元に届いた後に、第2回の調査の記入と提出を行ってもらい、グループ1は、終了となる。但し、Web出前講座を希望された企業で、対面の実施を希望されれば、フォローアップ終了後であっても、実施の予定である。 グループ2につては、第2回調査票の提出後、約1年間のフォローアップを行う。その際、Webまたは対面、または両方での実施を選択してもらい、実施可能なタイミングで開始する。隔月の健康情報の配布物も、併せて行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
介入研究の第2回調査の実施の為の、必要経費の確保のため。
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