研究課題/領域番号 |
19K10481
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
藤村 裕子 富山大学, 地域連携推進機構, コーディネーター (10839236)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 健康経営 / 無料出前健康講座 / 介入研究 / 中小企業 / 未病予防 / Web講座 / 予約システム / コロナ禍 |
研究成果の概要 |
中小企業とその従業員を対象に行った、健康経営のコンサルティングと無料出前健康講座の実施効果を、介入研究により、対照群と比較群を比較し、分析を行った。健康教育を行った対照群において、比較群に比べて、BMI、睡眠習慣、運動習慣、毎日の飲酒習慣で、より改善効果があった割合が多かった為、1年間の健康教育の有効性が認められる。しかし、健康度については、コロナ禍の影響が出ている可能性がある為、詳細な分析が必要である。統計的に有意に改善効果が見られなかった生活習慣については、今後の健康教育の方法について、検討が必要である。今後は、ヘルスリテラシーの分析を行う予定である。
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自由記述の分野 |
産業衛生
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
健康経営や健康教育の実施には、マンパワーや情報が不足している中小企業とその従業員にとって、これまでハードルが高かった。介入研究により、1年間の長期間のフォローアップを行いながら、健康経営と健康教育を、トップダウンとボトムアップの両方から行うことが、健康意識を高めたり、生活習慣を改善することに効果があることがわかった。今まで躊躇していた企業が、大学との連携により、先ずは、無料の出前講座から健康教育を始めたことで、今後、自ら健康経営と健康教育を行っていく上で、地域の良いロールモデルになる。健康経営と健康教育は、長期にわたり持続することが重要である為、教育方法のさらなる改善の検討が必要である。
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