研究課題/領域番号 |
19K10503
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高山 真 東北大学, 大学病院, 准教授 (80579954)
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研究分担者 |
菊地 章子 東北大学, 医学系研究科, 講師 (00400325)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 漢方医学 / 教育 / 標準化 / 実習 / カリキュラム / アクティブラーニング / 実践 / 評価 |
研究実績の概要 |
目的と計画:医学教育モデル・コア・カリキュラム(コアカリ)、医学教育分野別評価基準日本版、International Classification of Diseases 11th Revisionの動向を背景に、コアカリに準じた一般目標および到達目標を実現するために①ミニマムスタンダードの講義を実践、②hands on 漢方実習を実践、③漢方臨床推論を講義内で実践、④診療参加型漢方実習を実践、以上を行い、その教育効果を明らかにする。さらに、⑤各大学の漢方教育に参考となるようこれらの実践内容を汎用性のあるものに改定し公開する。 実績:2023年度は上記①~④を行い⑤として、第73回日本東洋医学会学術総会 日本東洋医学会・日本漢方医学教育協議会ジョイントプログラム「モデル・コア・カリキュラム時代の漢方医学卒前教育、漢方医学卒前教育モデルスライドの紹介」、6th International Symposium for Japanese Kampo Medicine. Oxford (UK)「Standardization of Pre-Graduate Curriculum in Kampo Medical Education: Establishment of the Japan Council for Kampo Medical Education and Standard Lecture on Kampo Medicine」、Korean Acupuncture and Moxibustion Medicine Society. Seoul (Korea)「Introduction of Acupuncture Clinics in Japanese University Hospitals」にて学会発表を行った。また、「漢方医学教育の卒前カリキュラムの標準化 日本漢方医学教育協議会設立の趣旨と経緯」を論文化し、日本東洋医学雑誌に日本東洋医学雑誌に公開された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID-19の影響で、学会参加が少なかったため。翌年に学会発表、論文投稿を進める。
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今後の研究の推進方策 |
成果報告のため、学会発表、論文投稿を進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19の影響で、学会参加費用の際の交通費や旅費の分の使用が少なかったため。翌年に学会発表、論文投稿にて使用予定。
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