研究実績の概要 |
(A) 精神科領域における「炭酸リチウム製剤長期内服中の気分障害患者に対する採血リマインドシステムの有効性について: 電子カルテを用いた実践的臨床試験」に関して、最終結果を出版した。(Seki T, Aki M, Furukawa TA, Kawashima H, Miki T, Sawaki Y, et al. J Med Internet Res. 2023;25:e40595) (B) 循環器内科領域における研究に関する進捗状況は以下の通りである。 1. Japanese CTO-PCI Expert Registryにおいて、冠動脈慢性完全閉塞病変に対する経皮的冠動脈インターベンションの内13%が不適切であった事を報告した。(Seki T, Tokumasu H, Tanaka H, Katoh H, Kawakami K. Circ J. 2022;86(5):799-807) 2. 系統的レビューおよびメタ解析にて、安定冠動脈疾患に対するPCIは健康関連QOLを有意に改善するものの、その効果は小さいことを報告した。(Hirao Y, Seki T, Watanabe N, Matoba S. Can J Cardiol. 2023;39(11):1539-48) 3.「安定冠動脈疾患に対する心臓リハビリテーションの有効性・安全性に関する単群前向き介入研究」の組み入れを2022年4月より開始、2023年3月にプロトコル論文を出版した。(Seki T, Murata M, Takabayashi K, Yanagisawa T, Ogihara M, Kurimoto R, et al. Circ Repo. 2023;5(3):90-4) 2024年3月に対象者の組み入れを終了し、フォローアップの完了および解析後に最終結果を報告予定である。
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