平成13年4月から令和2年3月までの間に日本で承認された医療機器を本研究の対象とした。申請ラグ(日本における申請日と米国における申請日の差)、審査ラグ(日本の審査期間と米国の審査期間の差)及びデバイスラグ(申請ラグと審査ラグの和)の変化を評価した。デバイスラグおよび審査ラグは前期承認品目(平成25年3月以前の国内承認)に比し、後期承認品目(それ以降)で短かった。優先審査品目の国内審査期間は非優先審査品目よりも短かった。申請ラグの正の規定因子は510K品目、負の規定因子は国際共同治験であった。審査ラグの正の規定因子は510K品目であった。
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