研究課題/領域番号 |
19K10516
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研究機関 | 福知山公立大学 |
研究代表者 |
佐藤 恵 福知山公立大学, 地域経営学部, 准教授 (90436460)
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研究分担者 |
佐野 雅隆 千葉工業大学, 社会システム科学部, 准教授 (50580221)
香川 璃奈 筑波大学, 医学医療系, 講師 (10824675)
中橋 望 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (30774088)
林 亜紀 福知山公立大学, 地域経営学部, 客員准教授 (00381632)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 傷病名の品質管理 |
研究実績の概要 |
一昨年度末から,COVID-19の感染状況を勘案しての活動となり,身動きの取れない状況が続いた.2020年暮れは,COVID-19の状況が落ちついていたため,研究協力を了承していただいた新潟,北海道と福岡の病院と連絡をとり,研究再開の予定を立てていた.しかし2021年明けからのCOVID-19感染症の再燃のため,研究活動は改めて不可能となった.北海道と福岡は,緊急事態宣言の発出を検討するレベルであり,新潟も,過去最多の患者数を更新する時期が続いたためであった.協力を承諾していただいていた各病院との連絡を取り,再開の機会を探り続けることに終始した.これらの状況から,計画した成果は全くあげられていない. 漫然と様子をみるだけでなく,比較的患者数の少ない青森県の病院に協力を打診するなど,データ取得に向けての努力を重ねたが,COVID-19の地方への感染拡大が顕著となり,年度内の研究活動にはつながらなかった. 研究計画が,病院内での情報収集工程を含むため,COVID-19の感染状況を無視できない背景がある.COVID-19の状況が直ちに改善される見込みをもてないことから,来年度も活動できないことが十二分に想定された.データのやり取りだけで処理できる代替案について,研究分担者および研究協力病院と相談をすることで,同意が得られた.一方,現在の医療機関が被る負担を考えると,通常業務とは異なるデータ作成業務を依頼することの難しさに躊躇しているところである.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19感染症蔓延のためである.研究fieldが病院内,であることから,直接的な障害となった.沈静化がみられた際に準備をしても,実際の取得の際に感染の再燃が繰り返され,実施できなかった.
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今後の研究の推進方策 |
COVID-19の感染状況に依存する.沈静化し,協力病院が正常な診療体制が回復し次第,着手する.協力病院との連絡は絶やさずとっていることから,再開後は円滑に進められると期待する.
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19感染症蔓延のため,研究活動を実質上行っていないため.
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