研究実績の概要 |
・研究の目的:本研究の目的は、医師の女性増加と働き方改革、医療サービスの質の確保の課題を同時解決できる人的資源マネジメントの学びを先行するオランダの病院組織と医師の働き方の中から発見し、得られた知見から日本が導入すべき近未来の女性医師増加と働き方改革に適応したワーク・ライフ・クオリティ・マネジメンモデルの構築、提案、啓蒙をするものである。・実施計画:2020年度は欧州現地調査で得られたテキストデータに基づき日本の病院組織の人的資源マネジメントのモデルを構築し、構築された人的資源マネジメントモデルの適合度を日本の女性医師、及び病院人事担当者に対してアンケート調査で検証する計画であった。・実施成果:新型コロナ感染拡大の影響で、渡欧しての調査ができなかったので、アンケート調査を前倒しして2020年度に実施し、その中間的な成果を以下の英文と和文2本の論文にまとめ発表した。 ・Kuramoto YONEMOTO ,Junichi YAMAGAMI ,Yukinori MURATA,Yusuke SAKATA , and Ken KATO, Impact of Reforming Doctors’ Ways of Working in Clinical Settings -Doctors’ Expectations and Prospects for Increased Patient Satisfaction- , Journal of Applied Medical Secretary,Vol.11,pp.1‐9,2021,査読有 ・坂田裕介,村田幸則,服部しのぶ,米本倉基,働き方改革による管理職の過重労働の現状 -看護管理職への実態調査より-,日本ビジネス実務論集№38.35-41,2020,査読有 以上
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