研究課題/領域番号 |
19K10524
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 滋慶医療科学大学 (2020-2021) 神戸女学院大学 (2019) |
研究代表者 |
川越 栄子 滋慶医療科学大学, 医療科学部, 教授 (80285361)
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研究分担者 |
古川 裕 地方独立行政法人神戸市民病院機構神戸市立医療センター中央市民病院(第1診療部、第2診療部、第3診療部, 中央市民病院, 部長 (60359833)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ESP / 医学英語 / 医学生 / 医師 / 国際学会発表 / 医療英会話 / オンライン英会話 |
研究成果の概要 |
1)You Tubeの医学系英語講演 2)国際学会発表 3)USMLE受験 4) オンライン英会話等の教材・教授法を開発し医学生(阪大・神大)・医師(神戸市立医療センター中央市民病院)等に試用させた。1)-3)の受講者は「有意義であった」との感想をもつ一方で「発信力の足りなさに気づいた」と感じていた。そこで4)を実施した結果、毎日25分英語を話すと約2ケ月で効果が出始め、4ケ月で確実に効果が出る事が証明された。 国際学会発表表現、医療英語表現を学習させるとともに毎日25分英語を話させる事を全国の医学科で実現すると、グローバルに活躍できる医学者・医師の数を増やす事ができる事は確実であると考える。
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自由記述の分野 |
英語教育 (医療系ESP)
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新型コロナウィルス感染収束後には訪日外国人客の激増が予測され、また在留外国人は2,928,940人(2020年12月) 存在する。しかし外国人患者対応の医学英語教育は不充分である。さらに医学研究において日本は臨床研究では後進国であるといわれており医学生に国際学会発表・英語論文執筆などの指導は充分行われていない。このような状況のなか、英語で診療できる医師・英語を使って研究発表ができる医学者を育てることは喫緊の課題である。本研究で様々な教材・教育法を開発し、医学生・医師にとって大変有意義である事が証明でき大きな成果を得た。グローバルに活躍できる医師・医学者育成に貢献できることは間違いない。
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