研究課題/領域番号 |
19K10529
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大西 弘高 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (90401314)
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研究分担者 |
小田 康友 佐賀大学, 医学部, 教授 (60253621)
高村 昭輝 金沢医科大学, 医学部, 准教授 (60644325) [辞退]
久保 沙織 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (70631943)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 学習者評価 / 医学部 / 卒業判定 |
研究実績の概要 |
佐賀大学の試験データの形式や内容を新たに加わった統計専門家の助けも借りて確認した。データ形式は確認でき、筆記試験や実技試験のデータは利用可能だが、当初予定した業務基盤型評価のデータはコロナ禍において意味のある形では集められないことを確認した。信頼性係数を求める際に、どのような算出法を用いるかについては、複数評価者の評価がなされている領域は少ないため、Unbalanced designのG理論などの方法が利用可能かについて、改めて統計専門家との間で最善の方法を探ることとなった。連結型基準と補完型基準の優劣についても今回のデータから議論が可能かどうかを再確認してから解析に取り掛かる予定である。 筆記試験に関しては、現在も臨床実習を行う臨床領域ごとの筆記試験の形が採られていおり、全領域を横断するような形式ではない。まずは、筆記試験において臨床領域ごとの点数を用いて1facetのG理論を用いた信頼性検証を行う必要がある。また、実技試験に関しては、事例数と各事例での臨床タスクの2facetのG理論を用いた検証となる。これら2つの点数を統合する方法については、複数の方法を試した上で、その優劣を定量的に比較検討することを想定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍にあり、現地に出向いての作業は停止し、東京での会議を一回のみ行うことができたという状況にある。
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今後の研究の推進方策 |
データ解析は、個人情報と切り離した上でオンライン上で共有してもらう。まずは、統計専門家との間で、解析の方法論について協議を進め、解析を進めた上で、議論をさらに深めていく方向とする。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍において、実際のデータ解析を行うための出張ができず、次年度に繰り越して使用する額を計上することとなった。2022年度は解析を行うための出張を計画している。
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