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2019 年度 実施状況報告書

がん化学療法における適応外使用の新規審査アルゴリズムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K10530
研究機関岐阜大学

研究代表者

塚田 敬義  岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30257894)

研究分担者 村上 啓雄  岐阜大学, 医学部附属病院, 教授 (50273149)
鈴木 昭夫  岐阜大学, 医学部附属病院, 准教授 (80775148)
谷口 泰弘  岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (90359737)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード適応外使用 / がん化学療法 / 審査 / 根拠
研究実績の概要

本院薬剤部が保管する適応外使用の書類および電子カルテシステムに保有されているデータをデーターベース化のためのコンピュータに入力作業を行っている。概要として、適応外使用の申請の34.96%が、がん化学療法である。
日常的に標準治療を終えた2次治療や3次治療において、適応外使用をしなければならない癌治療の実態を示すものあり、これを客観的に確認することができた。特に特定の癌腫については、ガイドライン上推奨されているが、日本においては適応が取れずに適応顔使用になっている現状も認められる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本院における適応外使用の状況をデーターベス化を行っている。概要として適応外使用申請(ハイリスク薬の使用、手技)の内34.96%が、がん化学療法であることは集計上判明した。
本年3月には、全国の特定機能病院の対して行う、適応外使用の状況についてのアンケート(案)を作成した。
4月冒頭に、本院の医療従事者からCOVID-19の感染者が判明し、病院全体として感染対策を実施に取り組み、本研究のチームに所属するメンバーも対策に従事することとなり、過去の適応外使用のデータ入力や分析作業の遂行を一時休止せざるを得なかった。よって、2ヶ月余りの休止期間があるので(3)やや遅れているとして報告するものである。

今後の研究の推進方策

本年3月には、全国の特定機能病院の対して行う、適応外使用の状況についてのアンケート(案)を作成していた。4月冒頭に、本院の医療従事者からCOVID-19の感染者が判明し、病院全体として感染対策を実施に取り組み、本研究のチームに所属するメンバーも対策に従事することとなり、過去の適応外使用のデータ入力や分析作業の遂行を一時休止した。
さらに全国の特定機能病院では、COVID-19感染者に対応に忙殺される病院が多数存することからアンケート調査の実施を延期したところである。感染状況の好転を迎え、6月初旬より本研究の活動を本格的に再開したところである。
本院の人事異動により、研究分担者の者が兼ねていた医療安全室長が別の者に交代となった。今後は新しい医療安全室長を研究協力者として、加えることとした。
未入力データの作業を急ぎ、特に本研究の要である適応外使用の内容の分析作業については、鋭意進めるものである。

次年度使用額が生じた理由

効率的に使用した。

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公開日: 2021-01-27  

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