研究課題/領域番号 |
19K10534
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 高知大学 (2020-2022) 岡山大学 (2019) |
研究代表者 |
佐田 憲映 高知大学, 医学部, 特任教授 (70423308)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 患者報告型アウトカム |
研究成果の概要 |
研究代表者が参加する全身性エリテマトーデスレジストリで、紙ベースで収集しているアンケート用紙の再検討を行い、QOLなどの測定項目を追加した内容を、電子端末で入力可能とするための入力フォームを作成した。次に、多施設で新規登録患者、既登録患者いずれの登録も可能で、データの一括管理が可能となるようにWEBベースでの登録・管理システムを開発した。収集されたデータはCSVファイルで一括ダウンロード可能となるよう設計した。開発した入力システムを、試験的に運用し入力システムの改良を行った。開発したシステムをレジストリに適用し患者のシステム利用の意向調査や解決策について検討を行う準備が整った。
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自由記述の分野 |
リウマチ膠原病学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活の質(QOL)に代表される患者報告型アウトカムは、全身性エリテマトーデス(SLE)患者における「死亡」や「不可逆的な慢性障害」などと関連するだけでなく、医療経済学的評価を行う上でも重要な指標である。しかし、紙ベースの調査は煩雑であり、特に観察研究において十分な調査が行われていない。本研究では、電子入力端末を用いた、より簡便で機密性の保持された患者報告型アウトカム入力システムを開発した。
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