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2021 年度 実施状況報告書

過酸化された情報伝達物質である脂質の気管支喘息への関与および環境化学物質の影響

研究課題

研究課題/領域番号 19K10577
研究機関岡山理科大学

研究代表者

神林 康弘  岡山理科大学, 獣医学部, 教授 (20345630)

研究分担者 中村 裕之  金沢大学, 医学系, 教授 (30231476)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード大気粉塵 / 気管支喘息 / 酸化ストレス / 多環芳香族炭化水素類
研究実績の概要

論文や学会などで情報収集を行なった。機器など研究に必要なものを収集した。
現味までの進捗状況に示した理由で研究にあまり時間が取れなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新しく現大学に異動して来て、講義や委員の担当が非常に多く、研究の時間があまり取れなかった。新型コロナウイルス感染症の影響で講義等の負担がさらに多くなった。必要な機器などの準備にも時間がかかった。

今後の研究の推進方策

実験を行うために必要な1-パルミトイル-2-リノレオイルーグリセロールとその酸化物と過酸化物を合成・精製する。実験に必要な好酸球様培養細胞や多環芳香族炭化水素類やスーパオキシドアニオン測定用の化学発光試薬MCLAを購入する。
刺激した好酸球培養細胞からのスーパーオキシドアニオンの産生に対する種々の多環芳香族炭化水素類と1-パルミトイル-2-リノレオイルーグリセロール過酸化物の影響を検討する。多環芳香族炭化水素類を2種類以上使用した場合の影響も検討する。

次年度使用額が生じた理由

異動による講義や委員の負担が多く、さらに新型コロナウイルス感染症の影響で、研究をほとんど進められなかった。
研究に必要な試薬や細胞を速やかに揃え、実験を進めていく。
情報収集や議論のための学会参加費用として使用する。

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公開日: 2022-12-28  

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