研究課題/領域番号 |
19K10601
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58020:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含む
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
モハマド シャー 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (40648086)
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研究分担者 |
金子 聰 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (00342907)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | Cross-sectional study / Bacteremia / Malaria / Western Kenya |
研究成果の概要 |
マラリアと侵襲性細菌感染症(IBI)は、アフリカの子供(5歳未満)の罹患率と死亡率の主な原因となっている。この研究は、ケニア西部の農村部および都市部で入院している5歳未満の小児におけるIBIの有病率を調べ、臨床症状と抗菌薬感受性を明らかにし、マラリア重症度との関係を調査することを目的としている。その結果、菌血症が発熱性疾患の主な原因である一方、都市部と農村部ではそれぞれ患者の32.3%と24.1%がマラリアに重感染していることが実証された。テトラサイクリンとゲンタマイシンは菌血症の治療に役立つ可能性がある。IBI の頻度が高いため、現在の治療ガイドラインの改訂が必要である。
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自由記述の分野 |
Epidemiology
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究は、菌血症が発熱性疾患の主な原因であり、ケニア西部ではマラリアが比較的一般的であることを示した。資源の少ない環境での死亡率と罹患率を減らすには、菌血症のリスクが高い子供に焦点を当てたガイドラインの管理を改善する必要がある。
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