• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実施状況報告書

倫理的問題を含む高度生殖医療における看護教育およびケア指針の作成

研究課題

研究課題/領域番号 19K10750
研究機関共立女子大学

研究代表者

岸田 泰子  共立女子大学, 看護学部, 教授 (60294237)

研究分担者 久保 恭子 (木村恭子)  東京医療保健大学, 看護学部, 教授 (10320798)
山口 雅子  和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 博士研究員 (60259653)
森岡 郁晴  和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (70264877)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
キーワード生殖補助医療 / 倫理的問題 / 看護倫理 / 看護教育
研究実績の概要

コロナ禍の影響により、研究の進行が遅れたことから研究計画を見直し、看護基礎教育の検討を試みた。具体的には、生殖補助医療に関する倫理教育の概要を明らかにするため、公開されているシラバスを検討した。方法は、全国の看護系大学299校(2023年6月時点)のうち、各大学がウェブで公開しているシラバスで閲覧可能な大学の289校分をデータとし1)倫理に関する科目の中で生殖補助医療がどのように取り扱われているか、2)生殖補助医療に関連する看護系専門科目として「母性看護学」に着目し、該当するシラバス(2023年度版)を分析した。
1) 倫理に関する科目での生殖補助医療、第三者の関与に関しての取り扱い
倫理に関する教育は、教養科目、専門科目の中で大学によっては複数科目、他学部との合同科目も存在した。入手した262校分のシラバスを分析したところ、倫理に関する科目の中で3割以上に生殖補助医療についての記載があった。
2) 「母性看護学」における倫理教育
対象とした289校のシラバスのうち、科目概要、到達目標、授業内容に倫理に関する内容の記載があったのは198校(68.5%)であった。記載された倫理に関する内容(トピックス)は26に分類され、最も多い内容の分類は生殖補助医療であった。一方、生殖補助医療に関する倫理的問題を取り扱っている記載があったのは57校(19.7%)、第三者の関与の倫理的問題については5校のみ(1.7%)であった。母性看護学の科目の中で6割以上の大学が倫理的視点に焦点を当てた教育内容を実践していたが、取り扱いの時間数や取り扱う内容は大学において様々であり、各大学の科目の到達目標にも違いがあることから、これに合わせた授業内容であることが推察された。シラバスに明確な記載は無くとも、講義である程度触れていることも考えられることから、今後は各大学における個別の検討も必要である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

コロナ禍の影響の余波は続き、当初の計画のような活動はできず、研究の進展は難しい状況であった。

今後の研究の推進方策

調査計画の見直しを行い、看護基礎教育のあり方を検討する方向にて調査を進行させたことにより、看護教育への示唆を得るための調査対象がより明確となった。最終年の調査対象は、看護師でなく看護教員を対象とした調査に変更することを検討する。

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍の影響の余波により、タイ国への渡航を控えたことで旅費の残金が発生した。次年度は、タイ国および国内での打ち合わせ旅費、調査旅費に使用する予定である。

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi