研究課題/領域番号 |
19K10751
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
原田 通予 東京医科大学, 医学部, 講師 (40459673)
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研究分担者 |
野口 真貴子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (30459672)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 看護管理 / 助産管理 / ストレス |
研究実績の概要 |
本研究は、看護職者が自己のストレスについて理解し、ストレスの対処行動をとるための一助となり、健康の維持・増進につなげることを目的としている。またストレス対処方法の関連性を構造化することにより、疾患発症の予防策を構築するための基礎的研究になると考える。令和4年、助産師に焦点をあててストレスとストレス反応に対する現状について実態調査を行った。関東・甲信越地方で、年間分娩件数100件以上の病院、10施設に調査協力依頼を行った。5施設から承諾が得られ、調査書の配布を行った。調査書の配布数は114名、回収は81名(回収率71%)であり、有効回答数は75名(92.6%)であった。得られたアイテムは551であり、令和5年は得られたデータを質的記述的に分析を行った。 結果、助産師のストレスは、「助産診断の困難さ」「乳房ケア」「分娩時の負担」「合併症患者のケア」「母体搬送時の対応」「コロナ患者の対応」「患者からのクレーム」「人間関係(医師・助産師・上司)」「ぺリネイタルケア」「死産時のケア」「中期中絶」「インシデント」「今後のキャリア」であった。令和6年度は、分析結果を学会で発表する予定である。第2調査では、看護職者のストレスとストレス反応について実態を明らかにし、分析を行い、学会等で発表する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID-19の影響を受け、看護職者への調査について方法、時期の検討が必要であった。本理由より、令和4年以降に調査を開始することになったためである。
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今後の研究の推進方策 |
令和6年度は、第1調査の結果をまとめ、国内外の学会で発表予定である。 また、第2調査は、今後、データ回収を行い、調査結果をまとめ、分析を行う予定である。 研究成果は、国内外にて研究の一部を発表する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
これまでCOVID-19のため国際学会で発表することが困難であったが、令和5年度は国際学会で発表を行い、予算を執行した。現在、第2調査を行っているため令和6年度は調査に必要な経費、学会発表のための旅費、ポスター印刷費、郵送の準備・データ整理のための人件費、図書費等を支出する予定である。
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