研究課題/領域番号 |
19K10759
|
研究機関 | 鳥取看護大学 |
研究代表者 |
細田 武伸 鳥取看護大学, 看護学部, 准教授 (70359876)
|
研究分担者 |
藤原 由記子 鳥取大学, 医学部, 講師 (20457336)
深田 美香 鳥取大学, 医学部, 教授 (10218894)
黒沢 洋一 鳥取大学, 医学部, 教授 (50161790)
加藤 紗也香 鳥取看護大学, 看護学部, 助教 (30888011)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | 救急隊員 / 救急救命士 / 介護技術 / 歯の健康 |
研究実績の概要 |
1.2022年1月に、鳥取県の3消防局である鳥取県東部広域行政管理組合、鳥取中部ふるさと広域連合、鳥取県西部広域行政管理組合の救急救命士に対して介護技術研修会を企画し、準備を進めていた。しかしながら、鳥取県内の大規模な新型コロナウィルス感染症の蔓延にて、無期延期となった。延期となった内容については、2022年11月以降に再度実施予定として関係機関との調整と準備を2022年3月より進めた。また、救急隊員の介護技術の教育効果の分析については、2020年に実施したパイロットスタディの追跡調査の分析を進めた。 2.上記の研究とは別に、2020年度に実施した、鳥取県東部広域行政管理組合及び鳥取県西部広域行政管理組合職員に行った健康調査の歯の健康の分野と関連する分野の分析を行った。その結果、有効回答者の「QOL、歯口の状態・機能」、「支援的環境」、「保健行動」は、東部消防及び西部消防ともほぼ同様の結果であった。これに対して、「受診勧奨又は知識提供・気づき支援」は、東部消防が3.6±1.7点、西部消防が4.0±1.8点とB消防が高かった。このため、歯科の受診勧奨区分では、東部消防が29.8%、西部消防が36.8%であった。また、口腔内の状況と関連のある喫煙率は、東部消防が23.9%、西部消防が26.2%であった。口腔内の健康に影響を及ぼす20歳代の喫煙率は、両群とも調査年度の国民健康・栄養調査結果の20歳代男性より高いことが明らかとなった。
|