研究成果の概要 |
医療機関の看護師と訪問看護師が連携して在宅療養支援を行う際のリスク管理指標を開発した。計14名の看護師を対象に面接調査を実施し、質的帰納的分析により連携項目40項目、リスク管理20項目を抽出した。これらの項目の実施状況について質問紙調査を実施した。有効回答324件(医療機関看護師206件、訪問看護師118件)の分析の結果、連携指標は、探索的因子分析で25項目5因子が抽出された(累積寄与率64.33%, α係数0.95)。リスク管理指標は、探索的因子分析で16項目2因子が抽出された(累積寄与率63.14%, α係数0.96)。いずれも確認的因子分析による適合度は許容範囲となった。
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