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2021 年度 研究成果報告書

療機関と訪問看護事業所の看護連携による在宅療養支援リスク管理指標の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K10762
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関公益財団法人東京都医学総合研究所

研究代表者

原口 道子  公益財団法人東京都医学総合研究所, 社会健康医学研究センター, 主席研究員 (00517138)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード在宅医療 / 在宅看護 / 患者安全 / 連携 / リスクマネジメント
研究成果の概要

医療機関の看護師と訪問看護師が連携して在宅療養支援を行う際のリスク管理指標を開発した。計14名の看護師を対象に面接調査を実施し、質的帰納的分析により連携項目40項目、リスク管理20項目を抽出した。これらの項目の実施状況について質問紙調査を実施した。有効回答324件(医療機関看護師206件、訪問看護師118件)の分析の結果、連携指標は、探索的因子分析で25項目5因子が抽出された(累積寄与率64.33%, α係数0.95)。リスク管理指標は、探索的因子分析で16項目2因子が抽出された(累積寄与率63.14%, α係数0.96)。いずれも確認的因子分析による適合度は許容範囲となった。

自由記述の分野

難病看護

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本の社会保障制度は、急性期治療を中心とした「病院完結型」の医療から「地域完結型」の医療への転換を目指しており、医療機関と訪問看護事業所の連携や在宅移行が急速に推進されている。一方で、医療機関と訪問看護事業所では、安全管理体制の法整備や組織運営に相違がある。そこで、本研究は医療機関と訪問看護事業所の看護師が、個別療養者の在宅療養生活のリスク管理も含めて連携し、在宅療養支援を計画・遂行するために、リスク管理の意識・情報・予防策を共有するリスク管理指標を開発した。医療機関と訪問看護事業所の看護連携における在宅安全管理に加えて、一体的・継続的な医療・看護および包括ケアの質の向上に寄与する。

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公開日: 2023-01-30  

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