研究課題/領域番号 |
19K10779
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
明野 伸次 北海道医療大学, 看護福祉学部, 准教授 (40364260)
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研究分担者 |
横川 亜希子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (30708772)
新見 千穂 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (40825436)
米川 弘樹 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (60825412)
平 典子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 特任教授 (50113816)
樋之津 淳子 札幌市立大学, 看護学部, 教授 (90230656)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 看護技術 / 熟練 / 可視化 / 手 / 安楽 / EBN |
研究成果の概要 |
本研究は,看護技術における「熟練した手の使い方」をエビデンスにもとづいて可視化し、「熟練した手の使い方」を修得するための学習システムの開発を目的とした。 熟練した手の使い方と評価された手指・手掌の接触部位にかかる力を基準値に設定し、基準値を示す線グラフを見ながら体位変換を練習するシステムを構築した。その結果、初学者が早期に熟練した手の使い方を身につけるためには,手指・手掌の接触部位にかかる力から客観的にフィードバックし練習することが有効である可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
看護技術学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護技術における熟練した手の使い方を、手指・手掌の接触部位にかかる力から可視化することは、対象者に安楽さをもたらす看護技術を確立するための一助になり、看護師の手を使った行為の特異性と価値の再考となる。また、看護技術における熟練した手の使い方を修得する視覚的なフィードバックを用いた新たな学習方法を提案することは、初学者が熟練した手の使い方を修得する教材になり、看護基礎教育における看護技術教育の一資料になりうる。その結果、日常生活援助を受ける対象者に安楽さをもたらすことが期待できる。
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