高度看護実践者のフィジカルアセスメント力定着を促進する要素の構造化を目指すにあたり、A県内の全病院の看護師を対象に、自分自身のフィジカルアセスメント力向上のためにどのような物理的・人的資源を活用しているかについて調査研究を行った。 調査対象者はA県内317病院中、協力の得られた21病院3349名の看護師で933名(回収率27.9%)から回答を得た。基本属性は、女性が847名(90.8%)、専門学歴は専修学校が最も多く599名(64.2%)、職位はスタッフ698名(74.8%)が主であった。フィジカルアセスメント研修受講経験有は473名(50.7%)、無は451名(48.3%)であった。
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