研究課題/領域番号 |
19K10821
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
片山 はるみ 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90412345)
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研究分担者 |
鈴木 美奈 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (40622824)
村松 妙子 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (90402255)
水嶋 好美 (青木) 浜松医科大学, 医学部, 助教 (70781376)
鈴江 毅 静岡大学, 教育学部, 教授 (70398030)
中村 美智太郎 静岡大学, 教育学部, 准教授 (20725189)
佐々木 菜名代 浜松医科大学, 医学部附属病院, 看護部長 (90816464)
岩品 希和子 浜松医科大学, 医学部附属病院, 副看護部長 (00876360)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ケア倫理 / コンピテンシー / 看護倫理 |
研究実績の概要 |
倫理的ケアの実践を促進させる学習プログラムについて実装し、評価のためのデータを2023年2月に収集した。現在集計・分析中である。1) Outcome 1:スタッフナースによる評価にういて、「看護実践における倫理コンピテンシー」の下位項目(22項目)を含め、年齢、性別、経験年数等の基本情報、身体抑制認識尺度、看護師の仕事意欲測定尺度、せん妄等に対する看護ケア実践の取り組みに関する質問等、認知・行動の両側面の質問から構成される評価票を用い、学習プログラム実施前、3か月後のデータを収集した。 2) Outcome 2:患者情報による評価について、病床数、実働看護職員数、看護度、チューブ等の予定外抜去件数、転倒転落件数、75歳以上の患者の平均在院日数、身体拘束実施件数等、看護日報から得る患者情報を基に評価票セットを作成し、1か月ごとに観測する。Outcome 1と併せて評価システム自体の有用性も多変量解析、トレンド分析等統計学的に検証中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID-19の流行に伴い、安定的な研修プログラムの実装がかなわなかったが、2023年後半に研修会を実施でき、2月にデータ収集が済んだので、やや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
1年間の延長の内に解析が終了し、成果の公表まで行う予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19の感染拡大によって作成した教育プログラムの実装が安定的に継続できず、研究の進捗が大幅に遅延したため、データ収集・分析が遅れ、成果の公表ができなかったため、その分に相当する金額が次年度に使用予定となったため。
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