研究課題/領域番号 |
19K10828
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
吉田 和美 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 准教授 (90461342)
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研究分担者 |
飯島 佐知子 順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (80389890)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | フォロワーシップ / リーダーシップ / 臨床看護師 / チームワーク / 継続教育 / 尺度開発 |
研究実績の概要 |
2022年度は前年度にプレテストした結果をもとに作成した尺度原案を用いての本調査を実施した。看護師のフォロワーシップを測定する尺度を開発し,その信頼性と妥当性を明らかにすることを目標とした。 質問紙は2,032部配布し,684部回収(回収率33.7%),680部の有効回答を得た。分析は,COSMINガイドライン(Mokkink,Terwee et al,2012)に準じて実施した。項目分析では,床効果の該当はなく天井効果を示した1項目を除外した。I-T相関分析では相関の強い14項目を除外とした。因子分析を繰り返し最終的に33項目の第6因子構造となった(累積寄与率57.95%)。これらについて因子の解釈を行い,尺度の信頼性と妥当性の検討を行った。現時点で,概ねの信頼性と妥当性が確保されていることを確認した。ここまでの調査結果について,2023年度に学会発表,論文投稿を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2022年度のCOVID-19感染状況から調査対象の必要数を確保するまでに時間を要した。調査結果に関わる分析を完全に終えてないこと,その結果の公表について次年度に持ち越しとなった。
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今後の研究の推進方策 |
引き続きの調査結果の分析を終えて,学会発表と論文投稿をおこなう。
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次年度使用額が生じた理由 |
前々年度に実施した予備調査の計画時期からCOVID-19感染状況の影響を受けて当初の調査自体も延長しており、その後の計画にも遅れが生じていた。予定した調査は目標回収数を設定しており、施設責任者の承諾を得てから質問紙を配布する手続きであったため、配布自体が進んでいかない状況であった。当該年度もCOVID-19感染状況が変わらぬ中、さらなる調査協力施設を確保することも難航した。目標回収数に到達するまで調査期間を延長した。当該年度に調査自体は完了することができたが、途上にある分析とその結果の公表(学会発表・論文化)に伴う経費執行が遅れている。
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