研究課題/領域番号 |
19K10850
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
福録 恵子 三重大学, 医学系研究科, 教授 (90363994)
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研究分担者 |
川中 普晴 三重大学, 工学研究科, 教授 (30437115)
成田 有吾 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (50242954)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | サルコペニア / 骨折予防 / 運動器不安定症 / 高齢者 / デバイスフリーシステム |
研究成果の概要 |
運動器不安定症高齢者のサルコペニア発症・悪化を予測するデバイスフリーセンサーシステムを開発するうえでの基盤情報となる①身体機能②身体活動量③環境関連要因④主観的日常生活動作状況に関するデータを収集し、相関分析による妥当性を検証することを目的に研究を進めた。当初、長期間にわたる縦断的研究を予定していたが、コロナ禍において十分なデータ分析には至らなかったものの、5名の参加者はパンデミック以前と比較して、1年間での身体機能、身体活動量、睡眠状態に大きい変化を認めなかった。
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自由記述の分野 |
リハビリテーション看護
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
COVID-19の影響によりコロナフレイルが問題視される中、本研究対象者においても、身体機能、身体活動量の低下が予測されたが、各項目の変化に有意差を認めず、活動日誌の記載内容からも通常とかわらぬ日常生活を送っていることがわかった。また、睡眠状態や精神面への影響についても大きい変化を認めず良好であった。限られた地域ではあるが、健康教室に積極的に参加している健康意識の高い対象であったことがその要因と考えられる。今後、大規模前向きコホート研究で得た各種データの統合や関連性分析を行い、活用することにより、効果のある自立支援の促進や、グローバルスタンダードな介入方法の確立と普及につながると考える。
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