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2021 年度 実施状況報告書

高齢心不全患者と家族のAging in Placeを支える心不全緩和ケアの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K10854
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

坂本 祐子  福島県立医科大学, 看護学部, 教授 (20333982)

研究分担者 山手 美和  金城学院大学, 付置研究所, 教授 (80347202)
大崎 瑞恵  青森県立保健大学, 健康科学部, 講師 (70525948)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード心不全 / 緩和ケア / 高齢者 / 家族
研究実績の概要

高齢心不全患者とその家族、心不全看護に携わる看護師を対象としたインタビュー調査の実施向け、所属機関の倫理委員会の承認を受け、病院、訪問看護ステーション各3施設から協力の承諾を受けた。しかし、covid-19増減の波と対象者の入院や外来通院等のタイミングが合わず、調査に至っていない。
定期的に遠隔システム下で会議を開催し計画の見直し修正を行うとともに、準備研究として収集したデータの分析をおこなった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2つのインタビュー調査の倫理承認を受けているが、調査に至っていないため非常に遅延している。研究計画の見直しを検討したが、高齢心不全患者と家族、心不全看護に携わる看護職のインタビュー調査は必須と判断し、調査開始を待機している。

今後の研究の推進方策

令和4年度になり各研究協力施設とも、部外者の施設内立ち入りが緩和傾向になったことを受け、調査に着手している。インタビュー調査筆耕の外部委託、分析についてはテキストマイニングソフトを使用するなどして、分析時間の削減をはかる。また分析データの解釈には、慢性心不全認定看護師と緩和ケア認定看護師各2名を招聘し、精錬する計画である。

次年度使用額が生じた理由

2つのインタビュー調査の倫理承認を受け、covid-19の沈静化に合わせて調査を実施する予定でいたが、covid-19の増減、協力医療機関の部外者の立ち入り制限、高齢心不全患者と家族のリクルートのタイミング合わず、調査に至らなかったため繰越金が生じた。令和4年5月以降協力承諾期間において部外者の立ち入り制限は緩和されたことより、調査が可能となった。繰越金はインタビューデータの筆耕、分析用のテキストマイニングソフト、結果解釈の精錬作業に招聘する慢性心不全看護認定看護及び緩和ケア認定看護師の謝金に使用する。

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公開日: 2022-12-28  

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