研究課題/領域番号 |
19K10854
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
|
研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
坂本 祐子 福島県立医科大学, 看護学部, 教授 (20333982)
|
研究分担者 |
山手 美和 福島県立医科大学, 看護学部, 博士研究員 (80347202)
大崎 瑞恵 青森県立保健大学, 健康科学部, 講師 (70525948)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | 心不全 / 緩和ケア / 高齢者 / 家族 |
研究成果の概要 |
看護師の心不全緩和ケアの認識は、所属を問わず「“がん”がうらやましい」であった。心不全緩和ケアの推進には、医療職のみならず、患者・家族、社会から認識される必要性が明らかとなった。外来・訪問看護師は、「1日でも長く自宅療養」を目指しセルフケア・セルフモニタリングの視点から看護実践を提供し、病棟看護師は症候対応を難しいとしながら多職種と連携し緩和ケアの実践を行っていた。 高齢心不全患者は、心不全の病識が乏しく、内服や水分管理等のセルフケアが難しいこと、血圧・体重測定を行っているものの値を意識することは少なくセルフモニタリングに課題があることが明らかとなった。
|
自由記述の分野 |
高齢者看護学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護職と高齢心不全患者・家族の病期・病態の認識には乖離があり、患者・家族は自らの生活行動が心不全を進行させている意識はなかった。心不全緩和ケアにおいても心不全のセルフケア・セルフモニタリングの重要性が示唆された。
|