研究課題
本研究は、COPDの管理に特化した自己効力感尺度を開発し、その尺度を用いて疾患の自己管理状況および呼吸機能をはじめとした種々の機能の状態を縦断的に検討することを目的としている。2023年度には引き続き、慢性閉塞性肺疾患患者に対して質問紙作成のためのデータ収集を行ってきた。2022年度と比較すると2023年度はほぼ対面での実施が再開され、連携先の病院においてデータ収集を行った。従来の研究計画では、2023年度においては作成した質問紙を用いて、縦断的検討を実施している予定であったが、2023年度において質問紙作成に耐え得る研究協力者が集まったところである。収集されたデータによる途中経過の報告を行い、学会誌への投稿も行ったが、不採択という結果であったため、論文の投稿先を変更して、現在投稿中であり、結果を待っているところである。