研究課題/領域番号 |
19K10867
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研究機関 | 四條畷学園大学 |
研究代表者 |
藤永 新子 四條畷学園大学, 看護学部, 教授 (70508663)
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研究分担者 |
東 ますみ 神戸女子大学, 看護学部, 教授 (50310743)
石橋 信江 神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (50453155)
鈴木 幸子 四條畷学園大学, 看護学部, 教授 (60285319)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 中高年 / 有職者 / ヘルスリテラシー / 生活習慣 |
研究実績の概要 |
2020年度の計画では、中高年の有職者へのヘルスリテラシーの現状をアンケート調査にて明らかにする。さらに、そのうち生活習慣の改善が必要と感じている人を選定し、3回のワークショップを対面で実施し、その前後の変化をアンケート調査で明らかにする予定であった。 ヘルスリテラシーのアンケート調査は、ワークショップへの参加者の選定も兼ねていることから、COVID-19の感染拡大のため、介入時期を考慮していた。しかし、ワークショップ開催による3密状態を懸念したこと、さらにこのようなパンデミックの時期に介入の必要性があるのかといった懸念があり、今年度は介入までには至らなかった。その為、今年度は本来予定していたアンケート調査及びワークショップの開催は見送りとした。 しかし、ヘルスリテラシー向上に向けた文献レビューを行い、日本慢性看護学会にエントリーし2021年度8月に発表予定である。さらに2021年度は介入できるよう施設の依頼の準備やワークショップ開催抜向けた講師の手配を行った。 COVID-19の感染状況による自宅時間が増加しており、健康への関心も増加しているのではないかと考え、2021年度は対面でなくても行える遠隔看護の方法について検討した。その結果、ワークショップをZOOMを利用して遠隔でもできる内容を検討し、さらにアンケート調査の結果を踏まえて興味関心のあるものにしていくこととを計画している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年度は介入施設を選定し、その施設の中高年を対象にアンケート調査及びワークショップを開始する予定であった。しかしCOVID-19の影響により施設へのアンケート依頼及び施設でのワークショップ開催は3密状態となる為、感染予防の観点から介入を控えた。その為、今年度は本来予定していた介入ができなかったため、かなり遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
2021年度は5月から6月にかけてアンケート調査を行う予定である。さらにアンケート調査でワークショップの参加者も同時に依頼する。また、COVID-19の影響を踏まえ、7月・9月・11月に予定しいているワークショップをその時の感染状況に合わせて、対面から遠隔に随時変更していく予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
2020年度介入予定であったワークショップなどがCOVID-19の影響で介入できなかった。そのため、2021年度は研究を見直し、COVID-19の中でも介入できるよう遠隔での方法を検討していく。
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