• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 実施状況報告書

脳死・生体肝移植を受けたアルコール性肝障害患者の断酒を主とした健康行動の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K10879
研究機関県立広島大学

研究代表者

山田 隆子  県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 講師 (60382363)

研究分担者 高木 章乃夫  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (80359885)
八木 孝仁  岡山大学, 大学病院, 教授 (00304353)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード肝移植 / 健康行動 / アルコール性肝障害 / 断酒
研究実績の概要

アルコール性肝障害患者24名程度を対象に,断酒などの健康行動継続群と困難群で健康行動に関する質問紙調査(2種)とインタビュー調査(30~40分程度)を行い,日常生活の中での飲酒行為を含む健康行動の持つ意味(「情報の重要性の認知」「態度・信念の変容」「行動の遂行に対する自信であるSelf-efficacyの向上」「行動の実施に対する意図の向上」)を明らかにすることを研究の目的とし,平成31年度より研究活動を続けてきた。令和2年3月までに11名のデータ収集を終えた。それ以後はCOVID-19の影響により,研究対象施設に研究者として立ち入ることができず,データ収集が行えていない。今後は,共同研究者と連携を取ながら,再調査ができる機会が得られるようにタイミングを図りたいと考えている。また手元にあるデータを基に論文執筆ができるものを見極め発表をしていきたいと考えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

令和2年3月までに予定人数の半数のデータ収集を終えた。それ以後はCOVID-19の影響により,研究対象施設に研究者として立ち入ることができず,データ収集が行えなかった。オンライン面接も試みようと考えていたが,対象施設の規定により,受診後は速やかに帰宅するような指示があり,オンライン面接も不可能であった。

今後の研究の推進方策

COVID-19 の感染拡大状況などの状況を見ながら,いつでもデータ収集の再開ができるように,準備を整える。共同研究者の協力を得て,ほかにデータ収集を行うことができる施設はないかを探し,早期のデータ収集を目指す。

次年度使用額が生じた理由

CODIV-19の感染拡大防止の影響により,データ収集施設に院外者の入構制限があり,データ収集を実施することができなかった。データ収集後は,データ起こしのバイト料や分析に向けた資料の活用,共同研究者との打ち合わせなど経費執行する機会が多くある。そのため,研究費残額が多く生じてしまった。

URL: 

公開日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi