研究成果の概要 |
目的:在宅療養中がん患者が災害時に経験するリスク,支援内容について明らかにし災害対策支援システムを構築する.方法:①熊本地震時の認定看護師等4名に半構造化面接を実施する.結果:災害時LINEでの励まし合いと情報共有,緩和ケア病院連携情報共有システムが必要である.②がん治療中及び治療経験者にWeb方式の質問紙調査を実施する.結果:対象者560名,年齢30代以下43名,40代86名,50代120名,60代168名,70代以上143名.何年たっても残る災害時の実態・課題が把握できた.補助事業期間終了だが,災害対策支援システム構築に向けて研究は進めていく.
|