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2021 年度 研究成果報告書

シャント発声患者の発声セルフトレーニングプログラム開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K10927
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関鳥取大学

研究代表者

三好 雅之  鳥取大学, 医学部, 助教 (60632966)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード代用発声 / QOL / 発声トレーニング
研究成果の概要

頭頸部進行癌患者では、喉頭全摘出術が行われ、声帯を同時に摘出するため、発声機能の喪失が患者のQOLに大きく影響する。本研究の目的は、代用発声としてシャント発声、食道発声を行っている患者を対象に、QOL向上を目指した発声セルフトレーニングプログラムを開発することである。本研究にて食道発声では、空気取り込み準備期、空気取り込み期、空気排出期に分かれていることが明らかとなった。 特に、背部、鼻、口腔内、気管孔、頸部、腹部の身体の各部分は、各手順において詳細な体の動きをしており、継続的に動かすことで、発声が可能となっていることが明らかになった。

自由記述の分野

臨床看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでの発声トレーニングプログラムは、個人練習で習得することを目的とした学術的な発声練習方法を示している教材等がなかった。本研究成果において、発声セルフトレーニングプログラムが構成されたことにより、高齢者における練習会場への移動負担が減り、発声を習得できる人が増加することが考えられる。本研究のトレーニングプログラムは、患者のトレーニングへの動機付け、習慣化を促進し、健康寿命を延ばし、それに伴い老人医療費削減に貢献する。

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公開日: 2023-01-30  

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