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2024 年度 研究成果報告書

司法精神医療におけるピアサポートの様相とその活用に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K10957
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関岩手医科大学 (2021-2024)
日本赤十字秋田看護大学 (2019-2020)

研究代表者

熊地 美枝  岩手医科大学, 看護学部, 准教授 (40320642)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
キーワード医療観察法 / 司法精神看護 / ピアサポート / リカバリー / 他害行為 / 社会復帰調整官 / 看護師
研究成果の概要

医療観察法病棟に入院中の患者は、自分が理解している退院までのプロセスを、新しく入院してきた患者に説明し、安心できるようにかかわっており、入院患者間の交流が確認できた。
医療観察法病棟の看護師は、医療観察法病棟入院患者間の交流を活性化させるために、他入院患者の経験をきいてみるように患者に促していた。社会復帰調整官は、退院後も、患者同士が交流し、支えあっていることを確認していた。精神疾患と重大な他害行為を起こしたことでの2重のスティグマを抱える患者にとって、ピアサポートが支えになることが示唆された。

自由記述の分野

精神看護学分野

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで、司法精神医療分野の一つである医療観察法における医療や看護の研究では、暴力リスクのアセスメントや攻撃性のマネジメント、患者が起こした他害行為に対する内省アプローチに主眼がおかれていた。
しかし、本研究では、医療観察法の対象患者が、患者同士で支援しあっていた交流が確認され、退院後もその交流が支えとなり、リカバリを促進する重要な要素となることが明らかになった。精神疾患と重大な他害行為を起こしたことでの2重のスティグマを抱える患者に対するアプローチの幅が広がる契機となる重要な意義があると考える。

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公開日: 2026-01-16  

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