研究課題/領域番号 |
19K10970
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
伴 佳子 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 准教授 (80726498)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ディグニティセラピー / がん患者 / 一般病院 / 看護師 |
研究成果の概要 |
本研究では、参加型アクションリサーチアプローチを用いてA総合病院においてディグニティセラピーを実践するためのプロジェクトチームを病院看護師とともに編成し、セラピストの養成、実践プロトコルのなど、実践のための基盤を整えた。 さらに終末期がん患者および再発がん患者に対してディグニティセラピーを実践し、精神的安寧や実存的苦痛の緩和の効果があることを明らかにした。
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自由記述の分野 |
緩和ケア
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、海外では効果が検証されているにもかかわらず拒否率の高さから日本での実施可能性は低いとされたディグニティセラピーを、ホスピスや在宅ではなく、一般病院において看護師が実践することに意義がある。加えて、ディグニティセラピーの実践をとおして、終末期がん患者のみではなく再発がん患者に対しても実存的苦痛の緩和に効果があることを明らかにできた。
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