研究課題/領域番号 |
19K10991
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研究機関 | 亀田医療大学 |
研究代表者 |
青山 美紀子 亀田医療大学, 看護学部, 講師 (80582999)
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研究分担者 |
勝野 とわ子 岩手保健医療大学, 看護学部, 教授 (60322351)
森田 牧子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (70582998)
出貝 裕子 青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (40315552)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 若年認知症家族介護者 / 健康問題 / 社会的孤立 / 秘匿感情 / 支援システム |
研究実績の概要 |
研究の概要は、若年認知症家族介護者の深刻な健康問題に着目した研究者らが、健康問題を発症する要因(社会的・精神的・身体的)に応じた介入を「見える化」する為に必要な早期介入方法の「支援フローチャート」の作成することである。必要なワード選定をミックスメソッドとして実施した。質的調査では若年認知症家族介護者の秘匿感情に焦点化してまとめると共に、質的データから量的研究の調査項目(介護中に出現する否定的な要因となっている身体感覚、行動・情動、感情・気分)を抽出した。2022年度は、若年認知症家族介護者を対象に健康障害について否定的な要因と生活習慣病を含めた疾病の調査を実施した結果212名(健康障害74.5%が有り)より回答が得られた。面接調査から得た新たな知見2題「若年認知症家族介護者が抱く秘匿感情の変化」及び「若年認知症家族介護者の介護生活で経験する健康問題と対処」を看護科学学会に発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ渦中での支援活動停止や制限などで必要な情報収集(質問紙調査の期間延長等)が出来なかったこと。更には、分担者間の情報共有化となる連携会議が個々の都合で計画通り実施出来なかったことなどが研究進捗の遅れとなった。
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今後の研究の推進方策 |
若年認知症家族介護者の調査内容を分析する中で、健康障害に結びつくが項目を抽出してフローチャート化することを最終目標としている。その為、今年度は、得られた調査結果を分析してフローチャートとなる項目を選定して完成を目指す。 秘匿感情についての論文投稿、及び2022年度の研究結果の知見を学会発表する。 新たな知見から継続が必要な研究について計画案を作成する。
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次年度使用額が生じた理由 |
今年度の計画通りに捗らず遅延した残金は、予定していた運営会議及び研究活動の予算としている。
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