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2022 年度 実績報告書

自閉症スペクトラム児の注視サポートプログラムを用いた療育の効果

研究課題

研究課題/領域番号 19K10997
研究機関四條畷学園大学

研究代表者

森 瞳子  四條畷学園大学, 看護学部, 講師 (70508803)

研究分担者 土屋 賢治  浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任教授 (20362189)
古川 恵美  兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (20636732)
永井 利三郎  桃山学院教育大学, 人間教育学部, 教授 (50124748)
片山 泰一  大阪大学, 大学院連合小児発達学研究科, 教授 (80333459)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード自閉症スペクトラム児 / 注視サポートプログラム
研究実績の概要

2022度は、「療育終了時のデータ収集」を目標に計画を進めた。療育終了時は9月であるが、covid-19による感染の状況を見ながら療育担当者と打ち合わせの上、1回目の調査に参加した自閉症スペクトラム児(以下、ASD児)を調査対象とし依頼した。
感染対策を十分行いながら、2022年8月26日から9月2日までの4日間に限定し1回目の調査同様に、視線調査と社会性の特性を評価する質問紙調査を行った。結果、質問紙調査に参加したのはASD児の養育者22名、うちASD児14名は視線調査にも参加した。視線調査で使用した画像は、1回目同様、使用する器械(Gazefinder:NP-100)にすでに搭載されている画像と、すべての対象者の療育を担当する1名の療育担当者の顔の画像2種類であった。視線調査に参加した14名のうち、1名は離席したためデータは取れず分析から除外した。現在分析をすすめている。
当初計画していた、「就学後のASD児の社会性の発達と注視率との関連」や「療育による社会性の発達、注視率の向上について定型発達児(以下、TD児)との比較」については、covid-19による感染拡大のためASD児を対象にした調査時期が1年以上遅れたこと、そのため、就学後まで研究期間内に計画実施することが難しかった。また、TD児への調査に関しても施設との打ち合わせの上で、調整が難しく調査は実施できなかった。しかし、今回の調査では、ASD児の馴染みのある療育担当者への注視の特徴や、その注視を用いた社会性との関連を明らかにし、その特徴を用いて療育内での「注視サポートプログラム」の導入方法や内容について検討していく。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Gazing Features at Familiar Faces and Their Association with Social Interaction in Preschoolers with Autism Spectrum Disorder2023

    • 著者名/発表者名
      Mori Toko, Nagai Toshisaburo, Tsuchiya Kenji, Furukawa Emi, Katayama Taiichi.
    • 学会等名
      26th East Asian Forum of Nursing Scholars
    • 国際学会

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公開日: 2023-12-25  

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