研究課題/領域番号 |
19K11030
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
高橋 由紀 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (80346478)
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研究分担者 |
玉腰 浩司 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (30262900)
奈良間 美保 京都橘大学, 看護学部, 教授 (40207923)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 母親役割 / 育児 / 身体部痛 / 抑うつ / Bonding |
研究実績の概要 |
2020年度は、データ収集期間として位置付け、2020年1月より研究協力施設において妊婦に対する研究参加依頼および研究同意の確認、データ収集に着手した。しかし、新型コロナウイルス流行にともない、病院におけるデータ収集は4月に中断となり、その後研究再開には至らなかった。次年度以降の調査再開については不明な状態である。したがって、2020年度に収集できた件数は、研究参加同意者数97名、うち初産53名、経産婦44名である。そのうち、産後1か月時の追跡調査ができた対象者は90名、産後4か月の追跡調査ができた対象者は49名であった。 これまでの研究成果の公表は以下の学会においておこなった。1.2020.3.22. 第34回日本助産学会学術集会(新潟)「褥婦が自覚する身体部痛と日常生活の支障感の産後1か月までの推移」2.2020.6.9. WAIMH 17th World Congress(BRISBANE)“Difficulties with daily life activities during early postpartum: relationship with postnatal depression at 1 month postpartum”3.2020.6.9. WAIMH 17th World Congress(BRISBANE)”Usage of mobile device during the first mother-infant interactions immediately after birth-a case report”国際学会については、新型コロナウイルス流行に伴い、学会開催が延期となり2021年6月にオンラインにポスター発表が決定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス流行にともない、データ収集が中断し、再開の目途がたたないため、当初に予定していたデータ数の確保が難しいことが理由である。
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今後の研究の推進方策 |
研究再開への努力を続けることと、現在データ収集が終了しているデータを用いて、解析を行い、成果の公表を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
調査継続中は、調査費用および非常勤雇用を行いデータ収集の整理などをおこなった。 新型コロナ感染拡大を受け、調査に関わる感染予防道具の調達および学内におけるオンライン会議システムの構築に主に財源を利用した。
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備考 |
研究成果報告、研究者募集に活用
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