研究課題/領域番号 |
19K11049
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 周南公立大学 (2022-2023) 東邦大学 (2020-2021) 東京医療学院大学 (2019) |
研究代表者 |
渡邊 淳子 周南公立大学, 人間健康科学部設置準備室, 教授 (30539549)
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研究分担者 |
齋藤 益子 関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (30289962)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 助産師外来 / e-ラーニング / リフレクション / ルーブリック / 卒後教育 |
研究成果の概要 |
助産師外来担当者の実践力向上を図るe-ラーニング教育プログラムを構築し、その評価を行った。インストラクショナルデザインであるADDIEモデルを活用し、ニーズの評価と分析・デザイン・開発・実施・評価の各段階を検討した。ニーズの評価と分析は、妊婦には健康関連QOL、助産師にはヒアリングを実施した。実施では開発した助産師外来用ルーブリックとGibbsのリフレクションサイクルを活用し、e-ラーニングは、①助産師の実践力とは ②助産師の実践力を高めるために ③臨床推論 ④ルーブリック ⑤リフレクション ⑥模擬事例を用いたシミュレーションとした。評価では受容性はあるが短時間で修得できる教育を希望していた。
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自由記述の分野 |
助産学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、助産師外来担当者の実践力の向上を目指したe-ラーニング教育プログラムを構築し、その評価を行った。卒後教育プログラムを作成することが困難な小規模施設でも活用でき、継続的に自己研鑽出来る内容とした。助産師はその専門性を活かして、多様なニーズに対応し、ローリスクな妊婦のみを対象とするのではなく、ハイリスクな妊婦に対しても、安心・安全・快適な出産が実現できるように役割を果たしていくものである。 また、近年、産後うつなどによる自殺、妊娠中の未受診、サポート不足による虐待の問題がクローズアップされており、助産師の支援の重要性が指摘されており、実践力向上に向けた教育の受容性が明らかになった。
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