研究課題/領域番号 |
19K11071
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
山田 晃子 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (70588524)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 子育て支援 / かかりつけ医 / 子どもの病気 / 携帯電話用アプリ |
研究実績の概要 |
本研究では、保護者とかかりつけ医の対話を支えるために、子どもの急病時の身体的アセスメントに必要な症状の記録、子どもによく見られる症状のホームケアの基礎知識を兼備えた携帯電話用アプリケーション『子ども視る手帳』を開発することである。 2023年度は、2022年度に実施したインタビュー調査の結果を踏まえて開発した『子ども視る手帳』アプリの修正と洗練を行った。幼児を育児中の母親、および看護職者より、アプリに関する意見を伺った。アプリについては、画像が少ないい、急病時に入力するには、入力項目が多いとの意見をいただいた。このため、入力する内容が一目で分かるようにアイコンを追加、必要な項目は残しつつ、選択肢の見直しなどの修正した。また、画面が重なる、グラフ表示や画像が見にくいなど、アプリの機能自体の不具合も認めた。このため、開発会社と協力しながら、保護者の使い勝手がよくなるように、修正と洗練を重ねた。修正後は、引き続き、アイフォン専用のアプリとして一般公開をしている。アプリについては、使い勝手がよくなるように、必要時修正を行う。 また、研究成果の発表にも取り組んだ。インタビュー調査の結果の学会発表、概念分析について、論文投稿を行い、現在査読中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
昨年度までは、かなり遅れていたが、アプリケーションの公開と修正まで進めることができた。
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今後の研究の推進方策 |
アプリケーションを公開をし、修正をした。引き続き、使い勝手がよくなるように、修正を行う。研究成果を発表するために、論文作成に取り組む。
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次年度使用額が生じた理由 |
学会をWEB参加としたため、学会参加に計上していた旅費を使用しなかった。アプリを修正したが、追加費用が発生しなかった。
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