研究課題/領域番号 |
19K11088
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研究機関 | 石川県立看護大学 |
研究代表者 |
金子 紀子 石川県立看護大学, 看護学部, 助教 (30438171)
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研究分担者 |
阿川 啓子 島根県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (20709381)
石垣 和子 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (80073089)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 子育て世代 / 地域特性 / 転入者 / ソーシャルキャピタル |
研究実績の概要 |
新型コロナウイルス感染症の流行により、感染流行地域における人の移動制限や自粛が求められている。このため本研究の対象者である都市部から転入してきた母親にとっても日常の行動に大きな影響を与えている。本研究は当初計画では初年度より縦断調査を開始している予定であったが、もともとの計画遅れとコロナ禍により計画実施を足踏みしている。感染流行の時期や地域による影響が大きく、当初計画では母親が地域のつながりを得る過程を明らかにすることは困難と判断したためであり、研究方法の見直しに着手した。研究対象者を都市部からの転入者のみとしていたが、転入前の地域を問わない全てを対象とし、比較研究を行なう予定で進めている。計画の見直しにより、対象地域は候補が決まったものの決定には至っていない。現在はこの研究方法で調査結果の分析が可能か確認をしている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の流行により、当初計画を再考しており、調査開始には至っていないため。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画がまとまれば、倫理審査の手続きを進め、縦断的調査を開始する。調査地域への依頼は、市町村保健師を通して保健担当課もしくは住民票の担当課になると見込んでいる。出来得る準備を進めながら、承諾が得られない場合は、対象地域の再選定等を検討し、計画を遂行していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
縦断調査の未実施と旅費については遠方の研究分担者とはオンラインによる班会議を実施したため、次年度使用額が生じている。研究依頼のための旅費や縦断調査用の費用は、このまま次年度に繰り越して使用する。
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