| 研究課題/領域番号 |
19K11095
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| 研究機関 | 三育学院大学 |
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研究代表者 |
世良 喜子 三育学院大学, 看護学部, 研究員 (50461736)
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| 研究分担者 |
後藤 佳子 三育学院大学, 看護学部, 教授 (60341864)
安ヶ平 伸枝 三育学院大学, 看護学部, 研究員 (20155683)
若澤 弥生 帝京大学, 医療技術学部, 講師 (80534552)
高瀬 佳苗 福島県立医科大学, 看護学部, 教授 (20455009)
西山 里利 目白大学, 人間学部, 教授 (40310411)
畦上 恭彦 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (70337434) [辞退]
飯島 典生 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (00285248) [辞退]
下泉 秀夫 国際医療福祉大学, その他部局等, 教授 (30196547) [辞退]
野呂 千鶴子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (20453079) [辞退]
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| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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| キーワード | ヘルスリテラシー / 健康生成 / 幼児 / からだのしくみ / 健康教育 / 保育士 / 看護師 / 多職種連携 |
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| 研究実績の概要 |
子どもが主体的に取り組む健康づくりの推進が国家的基盤課題となっている（健やか親子21）。子どもが健康の主体者として「健康をつくる力（能力）」を形成するうえで、からだの事実（構造と機能）を学び、子どもなりに健康行動の根拠を理解することの重要性が提言されている。我々は、先行研究でからだのしくみを基軸にした健康教育が、5～6歳の子どもの健康をつくる力を育てることを明らかにした。しかしその力を向上させていくためには、生活の中でのかかわりや支援が必要となる。そこで本研究では、多職種の連携・協同による就学前の子どもを対象にしたからだを基軸にした「子どもの健康をつくる力」の育成モデルを提示することを目的とした。
初年度にアクションリサーチのフィールドとして予定していたこども園で、体の仕組みを基軸にした健康教育および日常生活の中で体や健康を追求できることを目的とした授業を行った。そのことを通して、保育士とからだを基軸にした「子どもの健康をつくる力」を育成することの意義や目的を共有した。そして次にアクションリサーチを展開する予定であったが、新型コロナウイルス感染症（COVID19）により、フィールドワークを延期した。その後もフィールドでのアクションリサーチの展開を試みようとしたが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の状況が悪化し、さらに保育園等でのクラスターの発生が生じるに至り、フィールドでアクションリサーチを展開することは困難と判断した。そのため当初の計画を大幅に変更せざる負えない状況となった。今年度は、研究目的を達成するために新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の状況においても実施可能な構想を立案し、その構想に向けて情報収集および文献検討を行った。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のため、当初予定していたフィールドにおけるアクションリサーチの実施が難しくなった。その後もフィールドでのアクションリサーチの展開を試みようとしたが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の状況が悪化し、さらに保育園等でのクラスターの発生が生じるに至り、フィールドでのアクションリサーチを展開することは困難と判断し、断念した。そのため当初の計画を大幅に変更せざる負えない状況となった。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の状況においても実施可能な計画をあらたに立案することになり、そのことに時間を要した。また研究代表者が所属する機関のフィールドでアクションリサーチを展開することを念頭において研究組織を編成していた。しかし新型コロナウイルス感染症（COVID-19）により、フィールドでのアクションリサーチを変更せざる負えないことになったことや、研究代表者の所属機関が変更となったことから、あらたに研究組織を再編成することになり遅れが生じた。
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| 今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の状況に対応するために変更立案した計画に基づいて、研究を推進していく。具体的には研究の目的達成にむけて、保育士が幼児に健康行動を体のしくみと結びつけて教えることを支援するサイトの試案および保育士が日常生活の中で行ったことについて情報共有ができるコミュニティサイトの試案を作成し、それらを立ち上げる。そして立ち上げた試案を研究者および研究協力者の保育士で評価する。さらにそれらのサイトを通して得られたデータをもとに就学前の子どもを対象にしたからだを基軸にした「子どもの健康をつくる力」の育成にむけた連携・協同の在り方を検討する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
今年度は、研究目的を達成するために新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の状況においても実施可能な構想を立案し、その構想に向けて情報収集および文献検討を行った。研究会議はオンラインで行ったため、旅費等の経費の支出が必要なかった。また研究費の支出においては、今後計画している保育士が幼児に健康行動を体のしくみと結びつけて教えることを支援するサイトの試案および保育士が日常生活の中で行ったことについて情報共有ができるコミュニティサイトの試案をたちあげるための費用の確保を最優先とした。今年度は、サイトの立ち上げまでに至らかった。そのためコミュニティサイトの立ち上げの費用の今年度の支出がなかった。次年度に研究を進めるのに必要なサイトを、今年度サイトを立ち上げるために予定していた費用を用いて、立ち上げる予定である。
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