研究課題/領域番号 |
19K11114
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
小岡 亜希子 愛媛大学, 医学系研究科, 講師 (50444758)
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研究分担者 |
田中 久美子 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (00342296)
藤井 晶子 愛媛大学, 医学系研究科, 助教 (00805624)
陶山 啓子 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (50214713)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 高齢者 / 高齢長期臥床者 / 排便ケア / 介護医療院 |
研究実績の概要 |
本研究の概念枠組みは、重度要介護高齢者に対する快適な排便ケアの実践は、施設の属性に関する要因、看護師個人の属性に関する要因、組織環境に関する要因、看護師の排便ケアに対する信念、看護師の生活を支える看護の態度、看護師の排便および排便ケアに関する知識の6つの要因から影響を受けると予測するものである。目的変数は、独自に作成した重度要介護高齢者に対する快適な排便ケア実践で計51項目からなる。 研究の対象者は、全国の介護医療院 570施設のうち研究協力の得られた施設に勤務している看護師・准看護師とした。分析方法は、重度要介護高齢者に対する快適な排便ケアの実践項目について、項目分析、探索的因子分析を行い、重回帰分析(強制投入法)をおこなった。対象となる570施設のうち、60施設、405部を有効回答とした。 重度要介護高齢者の快適な排便ケアの実践の構成要素のうち最も実践の認識が高いものが、苦痛と羞恥心に配慮したケアであった。 この結果を学会に投稿している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
介護医療院における高齢者の快適な排便ケアの実態について調査し、結果をまとめて論文投稿した。
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今後の研究の推進方策 |
論文を投稿し、今年度で終了する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
論文の掲載が決まったため、その費用に使用する予定である。
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