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2023 年度 研究成果報告書

イノベーション普及理論を活用した地域における人工呼吸器装着者の安全確保体制の推進

研究課題

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研究課題/領域番号 19K11117
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関群馬県立県民健康科学大学

研究代表者

飯田 苗恵  群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (80272269)

研究分担者 鈴木 美雪  群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (90554402)
佐々木 馨子  群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (20334104)
塩ノ谷 朱美  群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (70554400)
清水 裕子  群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 准教授 (70310240)
高橋 佳織  群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 助教 (90796442)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード在宅人工呼吸療法 / 患者安全 / 訪問看護 / 医療事故 / 安全対策
研究成果の概要

訪問看護を利用する在宅人工呼吸療養者の事故発生状況と安全対策の現状を明らかにし,地域の患者安全への課題を検討した.在宅人工呼吸療養者を支援する事業所管理者181人に質問紙調査を実施した.有効回答は60.2%.影響度の高い事故はサービス提供時間外に回路外れ等で生じ,関係機関との情報共有や検討の機会を設ける等の安全対策が少なかった.サービス提供時間外の安全対策の強化,支援チーム,地域の多機関での情報共有・検討が課題である.

自由記述の分野

地域・在宅看護

研究成果の学術的意義や社会的意義

在宅人工呼吸療養者の事故に関する海外の報告は,我々が調べた限りにおいてカナダの夜間・休日オンコールサービスを分析したもののみであった.我が国は国民皆保険であり本人・家族が在宅人工呼吸療法を選択・維持できる環境が存在する.しかし,他国では保険制度や死生観,国の経済力などにより在宅人工呼吸療法者は少数である背景があり,在宅人工呼吸療法の事故発生状況の報告は国外においても希少である.本研究は、訪問看護利用者の在宅人工呼吸療法中の事故発生状況や安全対策に関して明らかにしたオリジナルの研究で、地域の患者安全の発展につながることが期待できる.

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公開日: 2025-01-30  

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