研究課題/領域番号 |
19K11144
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研究機関 | 群馬県立県民健康科学大学 |
研究代表者 |
上山 真美 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 准教授 (90451723)
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研究分担者 |
狩野 太郎 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (30312896)
樋口 友紀 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (20341802)
福島 昌子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (20352619)
丸澤 遊 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (80767343)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 排尿自立ケア / 排尿ケアチーム / 尿道カテーテル抜去 |
研究実績の概要 |
平成28年度の診療報酬改定では、「排尿自立指導料」が収載され、各病院では患者の排尿自立に向け、専門的研修を受講し多職種で形成したチームと各病棟の対象患者を支えるチームが協働し、患者の排尿自立に向けたケアに取り組み始めている。そこで本研究の目的は、排尿自立に向けたケアに関する評価票を開発することとした。 令和4年度は、A県内で排尿ケア加算を申請している施設の排尿ケアチーム員(看護師、理学療法士または作業療法士など)および排尿ケアチームと連携して病棟で排尿自立ケアを実施している看護師や理学恵療法士等に対して、半構造化インタビュー調査を開始し継続中である。また、日本排尿機能学会、日本老年泌尿器科学会などで令和4年度に公表された研究結果を集積し、文献検討を重ねた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルスの家庭内感染の増大により、病院職員の濃厚感染者が増加し、看護師等の勤務状況がひっ迫しており、研究協力を得ることが困難であったため。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、インタビュー調査を進め結果をまとめる。インタビュー調査結果と文献検討の結果を統合し、評価表の試案を作成する。評価表試案について、専門家会議を開催して試案を洗練化をすすめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
令和4年度まで、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や病院施設の勤務状況ひっ迫により、研究遅延が生じ研究期間の延長を申請したため、当該助成金が生じた。なお、本研究は、本来の研究期間を終えているため、令和5年度新たに請求している助成金は無い。
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