超高齢社会にある今、日本では地域で生活する高齢者へのリラクセーション法を検討する必要があるが、高齢者を対象としたストレスマネジメント教育や高齢者へのリラクセーションプログラムの実施は少ない。本研究では地域に在住する高齢者を対象に漸進的筋弛緩法を用いたリラクセーションプログラムを実施し、その効果を高齢者の反応から検討する。高齢者へのリラクセーションプログラムが構築されることで、在宅や地域の場で広く活用されることができると考える。さまざまな場面においてリラクセーションプログラムが活用できれば、高齢者に関わる多くの人々が高齢者にリラクセーションを実施することができ、その波及効果が期待される。
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