研究課題/領域番号 |
19K11182
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
赤澤 千春 大阪医科大学, 看護学部, 教授 (70324689)
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研究分担者 |
寺口 佐與子 大阪医科大学, 看護学部, 准教授 (30434674)
森本 喜代美 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 准教授 (90616046)
塗 隆志 大阪医科大学, 医学部, 准教授 (40445995)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 下肢リンパ浮腫 / 下肢微振動 |
研究実績の概要 |
2020年度の研究目的は65歳以上の高齢者で下肢リンパ浮腫があり、リンパ浮腫のステージがⅡa以上の対象者に下肢の微振動を実践してもらい、その前後でリンパ浮腫の状態を観察することである。結果は対象者は5名であった。対象者が可能な下肢微振動の継続時間は3分から5分であった。下肢微振動の前後で超音波でリンパ浮腫の状態を観察したところ、ステージⅡb以上の対象者に超音波画像上で、前では敷石状であったものが後では軽減していた。ただ、まだ5名と対象が少なく次年度も継続して行う必要がある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響でリンパ浮腫外来を受診する患者が減少しており、予定の対象者数を確保することが困難であった。
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今後の研究の推進方策 |
2021年度も対象者数の確保を行い、下肢微振動の効果を検証する。また、共同研究者の所属する研究会にも声を掛け、対象者を紹介してもらい、予定の研究対象者数を確保する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で研究が遅延したため対象者への謝金や学会発表にかかる経費が使用できなかったため次年度使用額が生じた。次年度は、引き続き研究対象者を募り、介入研究を進めることとする。そのために、研究対象者への謝金、研究補助者の雇用、データ収集のための交通費、データ収集のための弾性着衣費、英語論文作成、学会発表参加費に使用する予定である。
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