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2023 年度 実施状況報告書

保健師基礎教育における実習形態に応じた学校保健実習プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K11237
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

廣金 和枝  兵庫医科大学, 看護学部, 教授 (70637214)

研究分担者 岡本 玲子  大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60269850)
高田 恵美子  畿央大学, 教育学部, 教授 (70623908)
三森 寧子  千葉大学, 教育学部, 准教授 (70633395)
稲本 正法  畿央大学, 教育学部, 教授 (20870835) [辞退]
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
キーワード保健師基礎教育 / 特別支援学級 / 特別支援学校 / 現任保健師 / 学校保健実習
研究実績の概要

研究1「学校保健実習を経験した新任期保健師が認識する学校保健実習に関する調査」:学校保健実習を保健師基礎教育課程にて経験した現任保健師に8名にインタビュー調査を実施した成果をまとめ、論文を執筆・投稿した。受理済みであり、2024年8月に論文として発行予定である。
研究2「保健師基礎教育における特別支援学級を場とした実習に関する調査」:公立小・中学校で特別支援教育コーディネーターを担当する教員に、保健師基礎教育における特別支援学級を場とした実習の意義について質問紙調査をおこなった成果をまとめている。
研究3「保健師基礎教育における特別支援学校を場とした実習に関する調査」:全国の特別支援学校の教員に、保健師基礎教育における特別支援学校を場とした実習の意義について質問紙調査をおこなった成果をまとめている。
研究4「保健師基礎教育課程の学校保健実習において実習指導を担った養護教諭に対する学校保健実習に関する調査」:保健師基礎教育課程における学校保健実習の実習指導を担った養護教諭2グループ(各6名)にフォーカスグループインタビューを実施した成果をまとめ、論文を執筆・投稿した。2023年12月に論文として発表した。
研究1~研究4の成果を元に、保健師基礎教育課程における学校保健実習プログラム(案)を作成した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

・研究者は、いずれも高等教育機関に勤務し、学生を臨地で実習指導する立場にあるが、コロナ禍の影響による実習形態の変更に伴い、補完実習の計画・実施等などの新たな業務が発生し、研究に取り組む時間の確保が難しい状況が生じ、研究全体の進行が遅れた。2023年度に入っても、その研究の遅れを取り戻すことができなかった。

今後の研究の推進方策

2024年度は、作成した学校保健実習プログラム案について、養護教諭や保健師基礎教育課程教員からの意見を収集し、精錬して原案を完成させる。

次年度使用額が生じた理由

【次年度使用額が生じた理由】
・コロナ禍関連による業務逼迫のため研究が遅れていたが、2023年度に入っても、そのキャッチアップが遅れた。
・投稿論文の受理が遅れ、論文発行が次年度となったため、その費用が次年度に持ち越された。
・次年度は、論文発行にかかる費用のために使用する。開発したプログラムの公表に関する使用も生じる予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 保健師基礎教育における学校保健実習のあり方―実習指導を担う養護教諭の視点からー2023

    • 著者名/発表者名
      廣金和枝, 岡本玲子, 三森寧子, 髙田恵美子
    • 雑誌名

      日本公衆衛生看護学会誌

      巻: 12 ページ: 171-181

    • DOI

      10.15078/jjphn.12.3_171

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 保健師基礎教育における特別支援教育の教育意義―特別支援学級教員の視点からー2024

    • 著者名/発表者名
      廣金和枝, 髙田恵美子, 三森寧子, 岡本玲子
    • 学会等名
      第12回日本公衆衛生看護学会学術集会(北九州)

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公開日: 2024-12-25  

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