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2020 年度 実施状況報告書

認知症のアートセラピーに焦点を当てた日本語版評価尺度の開発と信頼性・妥当性の検証

研究課題

研究課題/領域番号 19K11257
研究機関城西国際大学

研究代表者

川久保 悦子  城西国際大学, 看護学部, 准教授 (30614698)

研究分担者 大山 良雄  群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (70334117)
岡 美智代  群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (10312729)
井上 映子  城西国際大学, 看護学部, 教授 (80194059)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード認知症高齢者 / アートセラピー / アクティビティ / 評価尺度 / 日本語版
研究実績の概要

研究②日本語版The Greater Cincinnati Chapter Well-Being Observation Toolの信頼性・妥当性の検証を行うためのデータを収集した。方法:対象者20歳以上の看護学部学生40人、期間2020年8月1日から9月30日、調査手順:各学生は、2019年度に作成したアートセラピーなどのアクティビティケアに参加している高齢者のビデオ映像(40分間)のうちあらかじめ割り当てられた2シーンを評価した(学生の評価者は、2名ずつがそれぞれに同じビデオ映像を視聴する)。学生はビデオ映像を視聴しながら本研究で作成したアートセラピー日本語版日本語版The Greater Cincinnati Chapter Well-Being Observation Tool尺度を用いて10分おきに高齢者の様子を評価した。1シーンには高齢者が3名撮影されていて、3名を同時に評価した。学生は、割り当てられた2シーンのうち、1シーンについては、2週間の間隔をあけて同一評価者による再テストを実施した。合計105人のアートセラピーなどのアクティビティケアに参加している高齢者の評価を実施することができた。今後、統計学的に信頼性・妥当性の検証を行う。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルスの感染拡大のため、評価者として予定した看護学部学生の大学構内への入構が一時的に禁止されこと、また、日本語版The Greater Cincinnati Chapter Well-Being Observation Toolを用いた評価を安全に実施するための感染対策を追加したことから、当初の計画よりやや遅れている。

今後の研究の推進方策

今年度に得られたデータを用いて、統計学的に日本語版The Greater Cincinnati Chapter Well-Being Observation Toolの信頼性・妥当性の検証を行う。信頼性・妥当性が確認された場合は、この日本版尺度を使用するための「適正使用のためのガイド」を作成し、この日本語版尺度の普及に努める。

次年度使用額が生じた理由

2021年度は、統計学的検討を行うための統計ソフトのSPSSのバージョンアップ、研究成果発表費用(英文雑誌への投稿料、英文校正料など)、この日本語版尺度を適正に使用するための「適正使用のためのガイド」の作成費用などを予定している。

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公開日: 2021-12-27  

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