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2022 年度 研究成果報告書

複合現実技術を利用した日常生活環境下での注意機能評価・訓練システムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K11325
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

大柳 俊夫  札幌医科大学, 医療人育成センター, 准教授 (70177020)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード複合現実 / 注意機能の評価・訓練 / HoloLens
研究成果の概要

本研究では、複合現実技術とマイクロソフト社のHoloLensを利用して、高齢者や患者の注意機能評価と訓練を行うための新しいアプリケーションとして、HoloLens版モグラたたきゲームと難易度を動的に変化可能な片付け課題を研究開発し予備実験を行った。予備実験の結果、HoloLens1の問題点がHoloLens2で改善されており、本研究を遂行する上でHoloLens2版の開発したアプリケーションが十分利用可能であることを確認した。今後、開発したアプリケーションの有効性を検証するための臨床実験を実施する計画である。

自由記述の分野

システム工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的意義としては、高齢者や患者の注意機能評価と訓練の実施において、従来の手法に比べてより日常生活に近い環境で実行するアプリケーションを研究開発して利用することで、高齢者や患者の注意機能に対する理解が深まり、関連する認知疾患や障害の治療やケアに役立つ情報が得られる可能性がある。
また社会的意義として、新しいアプリケーションにより効果的な評価と訓練手法の導入が可能になり、医療やリハビリテーションの専門家はより効果的な注意機能評価と訓練を提供でき、さらに効率的で個別化されたケアを実現し、患者の回復や機能の向上に寄与することが期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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