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2020 年度 実施状況報告書

過大な運動範囲を持つダンス動作において正確な足関節構造を推定するモデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K11455
研究機関名古屋学院大学

研究代表者

佐藤 菜穂子  名古屋学院大学, リハビリテーション学部, 准教授 (70581510)

研究分担者 布目 寛幸  福岡大学, スポーツ科学部, 教授 (10270993)
池上 康男  愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 教授 (60092988) [辞退]
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード足部モデル / ダンス
研究実績の概要

ダンスの足部傷害の発生メカニズムを解明するためには、ダンス動作中の正確な足関節運動を推定することができるキネマティクスモデルが必要である。しかし、ダンス動作は足関節・足部の運動範囲が非常に大きいため、既存のキネマティクスモデルを用いてその関節運動を正確に推定することは難しいと考えられる。そのため、本研究ではX線動画を用いて、新しいキネマティクスモデルを開発し、ダンス動作中に発生する傷害の発生メカニズムを解明することを目的としている。
当該年度においては、イギリスの実験施設を利用してデータ測定を行う予定であった。しかし、COVID-19のパンデミックが起こっていることから、データ測定は不可能であった。用いる予定であった測定機器は国内でも数少なく、国内の代替施設を探すことも困難であった。
そのため、既存のキネマティクスモデルについて文献的なレビューを進め、共同研究者や研究協力者とオンラインで議論しながら、測定方法について再度検討した。その結果、新たな解決するべき問題点も明らかになり、それを解決できるような方法を検討した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

当該年度は、イギリスの実験施設を利用したデータ測定を行う予定であった。しかし、COVID-19のパンデミックにより、データ測定については全く進んでいない。測定に使用する機器は国内で所持している施設も非常に少なく、国内での代替施設を探すことも困難であった。そのため、本研究の進捗状況は非常に遅れている。

今後の研究の推進方策

データを測定するための方法はこれまでの研究の中で検討することができた。
今後のCOVID-19の状況により、データ測定の実施時期について慎重に検討する。データ測定を行うことが難しい状況であれば、研究計画を大きく見直し、測定できる環境を獲得することを優先して行う。

次年度使用額が生じた理由

当該年度はイギリスの実験施設を使用してデータ測定を行う予定で、旅費や施設使用料などに予算を充てる予定であった。しかしCOVID-19のパンデミックによりデータ測定が全く進んでおらず、それらの予算が未使用となった。
次年度のCOVID-19のパンデミックの状況により、データ測定を行う時期を検討し、当初の予定通りイギリスの実験施設を使用してデータ測定ができる可能性があればそれに予算を充てる予定である。
それが難しい状況であれば研究計画を大きく変更し、測定環境を整えるために予算を充てる予定である。

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公開日: 2021-12-27  

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