本研究では,運動時のエネルギー源となる三大栄養素(糖質,脂質,蛋白質[アミノ酸])の代謝物を唾液で測定する事で,非侵襲的に,運動時の三大栄養素エネル ギー利用バランス評価法の確立を目指す事を目的としている。立案後に,新型コロナウイルスが蔓延したため,被験者の募集が困難で,特に,ウイルスを含む唾液を採取し用いる事でウイルス感染の恐れが高い事から,研究計画の修正が必要となった。3年計画であった本課題を1年延長して対応したが,新型コロナウイルスの蔓延がより深刻化したため,引き続き,実験動物を用いた基礎的データの蓄積を行った。
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