研究課題/領域番号 |
19K11528
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
押見 大地 東海大学, 体育学部, 講師 (40711205)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | メガスポーツイベント / 社会効果 / 開催地域 / イベントレバレッジ戦略 |
研究実績の概要 |
本年度は、本研究計画の2つの柱の一つであるスポーツイベントにおける社会効果の検証を東京オリンピック・パラリンピックを対象とする予定であったが、新型コロナウィルスの影響により大会自体が延期となり、調査の実施に至らなかった。当初の計画における評価項目として、主に、1. 経済活動の促進、2. イメージ・認知度の向上、3. 多様性への理解・新たな機会の獲得、4. 地域での一体感向上、5. 快感情の獲得、6. 社会関係資本の構築促進、7. スポーツへの興味促進、8. 開催経費の過負担、9. 混乱や混雑の増加、そして10. 不安感の増幅、といった項目をインターネット調査にて行う予定であったが、延期の影響なども考慮した変数を調査項目に入れていく予定にしている。また、もう一つの調査対象イベントであるラグビーW杯については、本年度に大会後(2年後)の調査を行う予定にしている。 もう一つの柱であるスポーツイベントにおけるレバレッジ戦略の構築については、2021年度に調査をする予定であることから、調査対象地域の選定や先行研究のレビューを行った。結果、有力な調査対象地域を複数選定できたことから、本年度よりインタビュー調査に向けた準備を進めて行く。特に、①レバレッジの資源、②機会、③戦略的な目的、④目的達成のための手段、⑤他イベントとの相互作用、⑥課題事項、⑥重要なステークホルダー、といった要素をインタビュー調査のコーディングの基準として用いていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウィルスの影響により、調査対象としている東京オリンピック・パラリンピックが延期したことにより、調査予定時期が1年ずれたことが理由となる。
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今後の研究の推進方策 |
1年延期となった東京オリンピック・パラリンピックでの調査に向けた準備を進めて行く。同時に、イベントレバレッジ戦略に関する調査も進め、対象イベントであるラグビーW杯の開催地の中でも特にイベントを活用した地域活性化戦略を展開していた地域を対象としたインタビュー調査を進めていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルスの影響により調査対象イベントが延期になったことが理由となる。現状では、本年度に開催予定であることから、調査に向けた準備を進めて行く。
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